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イベント

INFORMATION

令和7年度水の日記念シンポジウム「モッちゃんと語ろう!くまもとの地下水量はどうなの!?」を開催しました。

2025/08-06

  8月1日は、水の大切さに対する国民の理解を深めるため定められた「水の日」。これに合わせて今年も8月1日に、水の日記念シンポジウム「モッちゃんと語ろう!くまもとの地下水量はどうなの!?」を開催しました。

 当日は、フリーアナウンサーの本橋 馨氏を進行役に、熊本大学大学院先端科学研究部 教授の細野 高啓氏、サントリーホールディングス株式会社 未来事業開発部 課長でWaterScape社 代表取締役社長の川﨑 雅俊氏の3名をお迎えし、猛暑の中ご来場いただいた約120名の皆さまを前に、トークショーを行いました。

 今回のトークショーでは、熊本地域の地下水の現状や今後どのように変化していくのか、さらに、目に見えない地下水を「見える化」する地下水モデルについて、専門家の視点から丁寧に解説いただきました。
 まず、熊本大学の細野教授からは、地下水の基礎的な仕組みから、長年の観測データに基づく熊本地域の地下水量の現状についてご紹介いただきました。
 続いて、川﨑氏からは、地下水の水収支を「家計」にたとえて、「収入(流入量)が支出(流出量)を上回っていれば貯金(地下水)は増えるが、逆なら減っていく」といった説明があり、目に見えない地下水の出入りを身近な感覚で理解できる内容となっていました。
 また、地下水の動きを可視化できる「地下水モデル」についても、その概要やこれを活用した地下水量の将来予測などをわかりやすく紹介していただきました。熊本地域では長年にわたる多数の地下水位の観測結果が蓄積されており、これをベースに地下水モデルの制度が向上してきたことや、実際に地下水の流れをイメージできる映像など、地下水モデルによる「見える化」技術に、多くの参加者が関心を寄せており、会場からは驚きの声が上がる場面もありました。
 今回のシンポジウムを通して、地下水の現状を知るとともに、個人・地域・企業それぞれが果たすべき役割について考える、貴重な機会となりました。
 
 ご来場いただきました皆様に、心より御礼申し上げます。

大西一史理事長のあいさつ
大西一史理事長のあいさつ


出演者
本橋馨氏


細野高啓教授


川﨑雅俊氏


シンポジウムの様子




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