MENU

  1. ホーム
  2. 熊本地域の地下水
  3. くまもと地下水財団とは
  4. 事業内容
  5. 参加メニュー
  6. くまもと育水会会員について
  7. 各種補助金
  8. お知らせ
  9. お問い合わせ
  10. サイトマップ
  11. English
閉じる

イベント

INFORMATION

地下水の勉強会in大江公民館 「目指せ!熊本の『地下水博士!』」を開催しました

2023/08-28

 令和5年8月17日(木)、大江公民館主催講座で地下水の勉強会「目指せ!熊本の『地下水博士!』」を開催しました。小学生と保護者の方が約40人参加してくださいました。
 勉強会では、熊本の地下水の秘密について、3つの項目から解説を行いました。
 第一に、熊本の地下水がどうやってできるのかを説明しました。熊本の地下水は、阿蘇山の活動と、加藤清正の水田作りによって育まれたものです。水田が地下水と関連していることを、初めて知った方も多かったようです。
 第二に、熊本の地下水の現状として、地下水量の減少と水質の問題を取り上げました。「スプーン1杯分の天ぷら油を、魚が住めるほどに綺麗にするには、お風呂何個分の水が必要か」というクイズでは、30個分(6000ℓ)が必要だという答えに、会場から驚きの声が上がっていました。
 また、外国の水と熊本の水の飲み比べを行い、その後、それぞれの水の硬度を試験紙で調べてもらいました。熊本の水は、軟水でミネラルのバランスが良いため、飲みやすくおいしいということを体感することができました。更に、水と洗剤を入れたペットボトルで泡立ち実験を行い、軟水と硬水の違いについて理解を深めてもらいました。
 第三に、熊本の水を守るために、「熊本の水を想う」ことの大切さをお話ししました。節水を心がけるだけでなく、地下水について知ることも「水を想う」ことに繋がります。参加者の皆様には、本日の勉強会の内容を友人や家族に共有し、「地下水博士」を目指してほしいとお伝えしました。
 勉強会では、クイズや実験を通し、熊本の地下水について参加者の皆様と一緒に楽しく学ぶことができました。学校では使わない「硬度試験紙」を使った実験や、ペットボトルを振る作業など、小学生が夢中になって取り組んでいる様子が印象的でした。当たり前のようで当たり前ではない、熊本の水のありがたさを、改めて実感できたのではないでしょうか。ご参加いただいた皆様、誠にありがとうございました。

 

 会場の様子

 水の飲み比べ 熊本の水はどれかな?!

 

 水の硬度を試験紙で確認

 水に浸した試験紙の色が変わったよ!

 

 4種類の水に洗剤を入れてみると・・・

 泡立ち方の違いを確認

 

 最新の記事