公益財団法人くまもと地下水財団10周年記念特設サイト

公益財団法人くまもと地下水財団」が設立され、令和4年（2022年）に財団は10周年を迎えました

Greeting ごあいさつ

公益財団法人くまもと地下水財団は、熊本が誇る貴重な資源であります地下水の保全に、市町村の枠を超え、地域一体となって協働で取り組む組織として、平成24年4月に設立され、この度、設立10周年を迎えました。

これもひとえに、当財団の賛助会である「くまもと育水会」の会員の皆様をはじめとする関係者や関係機関、そして地域住民の皆様方のご理解とご協力の賜物であり、心から感謝申し上げます。

さて、これまで当財団では、水田オーナー制度やウォーターオフセット事業をはじめとする地下水涵養や地下水保全顕彰制度などによる地下水保全の意識向上に向けた啓発活動など、熊本地域における地下水を守り育てる様々な取組みを進めてまいりました。

このような中、2022年4月に開催しました、「第4回アジア・太平洋水サミット」におきましては、分科会や公式サイドイベントなどを通じて、これまで当財団が進めてきました地下水保全の取組みを紹介し、国内外に広くアピールすることができたと考えております。

また、サミットでは、高校生をはじめとする若い世代の参加・活躍も見られ、水に関心を持つ将来を担う若い世代の育成が重要と認識したところであり、今後更に次世代の育成にも力を入れてまいりたいと考えております。

これからも、先人の弛まぬ努力により育まれた豊かな地下水を次の世代へ確実に継承するため、熊本地域の地下水保全に取り組んでまいりますので、皆様方には、なお一層のご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げまして、ご挨拶といたします。

公益財団法人くまもと地下水財団

理事長大西一史

10th Logo mark ロゴマークの意味

財団10年の歴史を10個の水しずくで表現
しずくを上下の3層にすることで、
地下にしみ込んでいく水（＝地下水）を
表しています。

Message 熊本の水への想いメッセージ集

財団設立10周年を記念して、
熊本の水への想いを集めました。

Memorial 10周年記念誌
「10年の想い　熊本の「水」と未来のために」

10周年記念企画スペシャル対談や
高校生による座談会、
10年間の地下水保全の取組み等を
まとめた記念誌を制作しました。

ご挨拶

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祝辞

07-08

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これまでのあゆみ

09-10

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くまもと地下水財団理事長×2022ミス日本「水の天使」

11-14

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地下水を知る

15-18

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寄稿

19-22

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くまもと地下水財団について

23-24

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地下水保全の取組み

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ユース水フォーラムくまもとメンバー座談会

39-42

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地下水保全顕彰制度

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賛助会・寄付・募金

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Symposium 世界に誇る「熊本の地下水」を語るシンポジウム

令和４年（２０２２年）１０月２２日（土）ホテルメルパルク熊本にて、１０周年記念「世界に誇る『熊本の地下水』を語るシンポジウム」を開催し、約１６０名の方に参加いただきました。熊本の地下水を利用する水の達人の方々が、様々な視点から「熊本の地下水」について語り、熊本の地下水の素晴らしさ、重要性について再認識することができました。

第１部基調講演「自然の恩恵熊本の地下水」

サントリー九州熊本工場（元サントリーグローバルイノベーションセンター㈱水科学研究所所長）の渡邊礼治様より、「自然の恩恵熊本の地下水」と題し、水循環を知るために設立された水科学研究所での様々な研究によって得られた知見を踏まえて私たちがどのように水を利用しているか、熊本の恵まれた地下水についてお話いただきました。

第2部トークライブ「私たちが語る熊本の水」

水を科学的に研究されている「水を活かす達人」としてサントリー九州熊本工場渡邊様、地下水かん養米を原料とした味噌「匠の味噌」の生産をされているお立場から株式会社山内本店田尻様、酒造りにとって大切な良質な地下水を使われているお立場から瑞鷹株式会社片桐様、フードコーディネーターとして「水を使う達人」のお立場からナッツカンパニー渡辺様、地下水を育む農畜産物を生産されているお立場から菊池地域農業協同組合三角様に水への関わりや想いを語っていただきました。